中々観に行くことの出来なかった
BLACK SWAN やっと先日観てきました。
私はあまり観たいと思える映画が無くって年に1〜2度あるかないか程なのですが、
ダーレンアロノフスキー監督の以前の作品“レクイエムフォードリーム”や“レスラー”
は日本公開のかなり前から楽しみにしていて、今作も期待大でした。
いつもながらキャスティングが上手いですよね〜
まさに『白鳥』のイメージのナタリーポートマン、女好きなコーチにヴァンサンカッセル
引退を余儀なくされた旧プリマドンナにウィノナライダー...
主役のナタリーポートマン、演じる上でもかなり追い込まれたのではと思います。
完璧を求めることによって何かが破壊されて行く残酷さだとか、
次第に現実に幻覚や狂気が入り混じっていく(デヴィットリンチのような)描写に
信念というより執念や重圧や嫉妬を重苦しく感じながらぐいぐいと引き込まれました。
シンプルに感じたのは、
全ては自分で、
常に対自分ということ。
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